こんにちは。カナリヤです。さて、そろそろ、乾燥の季節になって来ましたね。
冬に向けて肌の乾燥が気になっている女子が増えて来ているのかな?と思うこの頃です。
実は、ライターの仕事でもセラミド関連の化粧水の記事をたくさん書きます。さまざまな書籍を参考に記事を仕上げる中で、だんだんセラミドの化粧水にも詳しくなって来ました。
乾燥肌対策の基本は、やっぱりセラミド化粧水だと私も思いますね。
というわけで、今回はセラミド化粧水を選ぶための基礎知識を保存版級に書いていきたいと思います。
- 化粧水に配合されているセラミドとは?
- 化粧水に配合されたセラミドの効果
- セラミドはどこに存在?皮膚の構造について
- 肌のターンオーバーと角質層
- セラミドと肌のターンオーバー
- セラミドが減る原因は?
- 実は、かなりデリケートな角質層・・・
- 化粧水に配合されるセラミドの種類
- セラミド配合化粧水の選び方
- セラミド配合化粧水の正しいつけ方
- 乾燥対策だけではなく美肌になるコツは?
- セラミド化粧水だけじゃだめ?
- ライン使いかオールインワンゲルがおすすめ
化粧水に配合されているセラミドとは?
セラミドは、かなり有名な保湿成分なので説明するまでもないとは思いますが、念のために説明しておきます。
セラミドは、私たちの肌の角質層という層にある保湿成分です。乾燥肌や敏感肌の原因は、主にセラミド不足です。
細胞間脂質の役目は、水分を蓄えて肌を保湿するとともに、細胞間をすき間なく埋めることで外部からの刺激をシャットアウトすることです。
肌の表面にある角質層には角質細胞があり、その隙間を埋めているのがセラミド。水分だけではなく油分もバランスよく交互に挟み込んでくれてるから、潤いのヴェールによってバリア機能が働いています。
でも、、、セラミドが不足すると角質層の角質細胞間は隙間だらけに、、、。
しかも、水分も油分も足りないだけではなく、バランスが悪いのでバリア機能が低下します。だから、乾燥肌や敏感肌になって、乾燥や刺激による肌トラブルに悩まされるのですね。
セラミドが不足すると肌本来のバリア機能も低下し、細胞分裂が亢進した結果ターンオーバー(角化)が乱れ、セラミドの代謝が滞って乾燥が進むという悪循環が生じ、肌の水分量がますます保てなくなります。
化粧水に配合されたセラミドの効果
不足したセラミドを化粧水で補給すると、次のような効果が期待できます♪
・刺激や摩擦に強くなる
・紫外線のダメージを受けにくくなる
・乾燥しにくくなる
・肌荒れが劇的に減る
・小じわやシミ、たるみ、くすみの予防になる
逆に言えば、セラミドが不足すると、角質細胞の間が隙間だらけでスカスカになり、肌荒れ、乾燥、シミ、シワ、くすみ、たるみなどのさまざまな肌トラブルや老化が多発するのです!
角質細胞間がスカスカになると、肌内部の水分まで蒸発しやすくなります。特にエアコンは肌の水分を奪うほど乾燥させる恐ろしい暖房機器なので、セラミド不足に陥ると、冬は特に大変なことになります。
セラミドはどこに存在?皮膚の構造について
画像出典:http://skincare-guide.tokyo/post-4413
先ほど、セラミドは角質層の保湿成分だと言いました。
ん?角質層ってどこ?てか、肌に層があるの?などなど、肌の構造を知らない人は特に?だらけだと思います。
なので、ここで肌の構造を簡単に説明しますね。
セラミドだけではなく、今後エイジングケアなどでコラーゲンやヒアルロン酸などを補給したい、増やしたいというときにも、基礎知識として肌の構造は把握しておいたほうがいいと思います。
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皮膚の構造は肌の表面から順に
画像出典:http://be-kotsu.com/skin/
表皮
↓
真皮
↓
皮下組織
の三つの層で成り立っています。
そして、一番表面にある表皮には、表面側より順に
画像出典:https://ameblo.jp/ravir9688/entry-12241373763.html
角質層
↓
顆粒層
↓
有棘層
↓
基底層
の四つの層があるのです!
そして!
お気付きの方もおらるると思いますが、表皮の一番表面にセラミドが存在する角質層があります。
つまり、表面中の表面ですね。
角質層はとっても薄い層でデリケート。なんと、0.02mmしかありません・・・。加えていうなら、角質層がある表皮でさえ、0.1mmから0.2mmしかないのです。
表皮の厚さは0.1mmから0.2mm
このうち角質層だけで0.02mmほど
引用元:http://bihadacchi.com/skincare/skin.html
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肌のターンオーバーと角質層
画像出典:http://josei-bigaku.jp/suppinbizin5062/
肌のターンオーバーは、肌細胞の生まれ変わりサイクルのこと。肌というのは、新しい肌細胞が作り出されて、やがて古い肌細胞となり、古い角質層とともに剥がれ落ちる仕組みになってます。
肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりをターンオーバーといいます。
基底層で生まれた細胞は形を変えながら表面に押し上げられていき、無核となり死んだ状態で角化細胞となりますが、この細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最後はアカとなって自然にはがれ落ちる構造となっています。このサイクルがターンオーバーです。
それを循環させるためには、肌のターンオーバーが不可欠です。そして、それは先ほどお話しした角質層がある表皮で行われています。
表皮には、表面から順に
画像出典:https://ameblo.jp/ravir9688/entry-12241373763.html
角質層
↓
顆粒層
↓
有棘層
↓
基底層
の四つの層があると言いましたね。
この四つの層を肌細胞が循環して肌のターンオーバーが続けられているから、私たちの肌はいつでもピチピチなはず?なのです。
- 一番奥の基底層で角化細胞の分裂により新しい肌細胞が生まれる。
- 肌細胞は分裂を繰り返しながら、基底層から有棘層、顆粒層まで押し上げられて、ここで肌細胞が死にます。
- 顆粒層で死んでしまった肌細胞は、さらに上の角質層まで押し上げられて、角質細胞になります。
- そして、角質細胞は垢と一緒に剥がれ落ちて排出されます。
このようにして、私たちの肌のターンオーバーは繰り返されています。
セラミドと肌のターンオーバー
画像出典:http://www.skincare-univ.com/t/1097-yeast/
肌のターンオーバーがなければ、角質層の保湿成分のセラミドは誕生しません。健やかな肌を保つために必要なセラミド、でも、もっと前に必要なのは正常な肌のターンオーバーです。
先ほど、肌のターンオーバーの仕組みを説明しましたね。
1. 一番奥の基底層で角化細胞の分裂により新しい肌細胞が生まれる。
2. 肌細胞は分裂を繰り返しながら、基底層から有棘層、顆粒層まで押し上げられて、ここで肌細胞が死にます。
3. 顆粒層で死んでしまった肌細胞は、さらに上の角質層まで押し上げられて、角質細胞になります。
4. そして、角質細胞は垢と一緒に剥がれ落ちて排出されます。
↑これの3番の肌細胞が角質細胞になるときに、セラミドともう一つの保湿成分のNMFが生成されます。
肌のターンオーバーが正常なら、セラミドもNMFもちゃんと生成されるので、角質層はしっかり潤うので乾燥肌にも敏感肌にもなりません。エアコンがついていても大丈夫、冬の冷たい木枯らしにもビクともしなくなります。
でも、大人になるほど、肌のターンオーバーが狂いやすく、老化でサイクルが伸びたりなども影響して、セラミドがだんだん減っていくのです。
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セラミドが減る原因は?
セラミドが減るのは、肌のターンオーバーの乱れや遅れが原因だと言いました。では、なぜ肌のターンオーバーが乱れたり遅れたりするのか?
ここで、詳しくお話ししていきますね♪
- 加齢
1番の原因はやっぱりこれです。老化ですね。年齢を重ねるごとに、通常なら28日周期の肌のターンオーバーサイクルはどんどん伸びていきます。
10代 20日
20代 28日
30代 40日
40代 55日
50代 75日
60代 100日
引用元:https://slism.net/beauty/turnover-of-skin-by-age.html
肌のターンオーバーが伸びるごとに、肌細胞の生まれ変わりサイクルが1回、2回と減っていくことになります。つまり、それだけセラミドを生成する回数が減るということなので、、、どんどんセラミドが減っていきます。
だからこそ、大人の乾燥肌には、まずセラミドが必要なのですね。
- 生活習慣の乱れ
画像出典:https://fuminners.jp/newsranking/7344/
年齢に関係なく、生活習慣の乱れでもセラミドは減ります。
自分の生活習慣を一度見直してみてください。
規則正しい生活は送れてますか?
昨日は何時間の睡眠をとりましたか?
ストレスを溜め込んでませんか?
ビタミンやミネラルは摂ってますか?
タバコを吸ってませんか?
などなど、チェックポイントは山ほどあります。
- 勘違いスキンケア
間違った洗顔とクレンジングで、肌に負担を与え続けていると、、、角質層をさらに薄くしてセラミドを減らしてしまっているかもしれません。
・ゴシゴシとクレンジング&洗顔
・何度もクレンジング&洗顔
・洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料
などなど、 角質層に刺激を与えすぎる勘違いスキンケアをしていないか?チェックする必要があります。
例えば、このような原因で肌のターンオーバーが乱れたり遅れたりして、セラミドが減ってしまう可能性が高いのです。
実は、かなりデリケートな角質層・・・
セラミドが減少すると、角質層が乾いていろんなトラブルが発生します。しかし、もともと角質層はデリケートなので年齢を重ねるごとにしっかりセラミドを補給してあげるのがベストです。
肌の一番表面側にある角質層なので、常に外からの影響を受けやすく、バリア機能も崩れやすいです。
そして、セラミドの量は季節によっても変わります。
セラミドの量は一般的に冬になると減少すると言われています(夏の6割程度)
引用元:http://www.tsuji-seiyu.co.jp/products/ceramide/ceramide_base.html
乾燥の冬は夏よりも少なくなるので、寒い季節こそ、しっかりと化粧水などでセラミドを補給するのがおすすめですね。
なんとなく、肌荒れしやすくなったと感じたら、保湿クリームよりも先にセラミド補給がおすすめ。
油分が多いクリームではなく、先に水分と油分をバランスよく含んでいるセラミドを化粧水などで補給してあげるべきです。
化粧水に配合されるセラミドの種類
化粧水に配合されているセラミドには、いくつかの種類があります。
この4種類が化粧水に配合されているセラミドの種類です。それぞれのセラミドの特徴をお話ししますね。
- 天然セラミド
天然セラミドは馬などの哺乳類由来のセラミドです。人間も哺乳類なので相性が良く、使い続けることでセラミドの生成量が多くなります。
しかし、一つデメリットが。
それは、高価なこと。
馬などの哺乳類からセラミドを抽出して、人間のセラミドと相性を良くするための加工や刺激を抑えるための加工、感染症の予防などに手がかかる分、高価になります。
成分表には、「ビオセラミド」「セレブロシド」などで表記されています。
画像出典:http://www.takakura.co.jp/enjoy/labo/ingredients/ceramide/
ヒト型セラミドは、酵母を使って作られた極めて人間のセラミドと性質が近いセラミドです。別名で、バイオセラミドとも呼ばれています。
人間がもともと持っているセラミドと性質がそっくりなので、かなり相性が良く浸透力や保湿力を感じられます。
私たちの肌に存在するセラミドは、なんと11種類もあります。しかし、11種類の全ての働きまだ解明されておらず、化粧水などに配合されているヒト型セラミドは4種類です。
- セラミド1(セラミドEOP)・・・バリア機能を向上して外部の刺激から守る効果
- セラミド2(セラミドNS又はセラミドNG)・・・保水効果
- セラミド3(セラミドNP)・・・保水効果と潤いによって小じわなどを目立たなくする
- セラミド6Ⅱ(セラミドAP)・・・保水効果と肌のターンオーバー促進、潤いによって小じわなどを目立たなくする
このような4種類のヒト型セラミドが主に化粧品に配合されています。
画像出典:http://xn--gmq416b45c6t8ajbb.net/ceramide-choice
成分名の特徴は、セラミドの後に番号やアルファベットが表記されていることです。化粧水などには配合されていませんが、そのほかにも人間が持つセラミドの4種類の性質が確認されています。
- セラミド4・・・バリア機能に関係するセラミド
- セラミド5・・・保水効果とターンオーバーの促進、小じわなどの軽減効果がある
- セラミド6・・・保水効果とターンオーバー促進、小じわなどの軽減効果がある
- セラミド7・・・細胞の増殖分化のバランスを保ちながら、肌の表皮の常在菌をコントロールする
- 植物性セラミド
お米や大豆、こんにゃく、小麦などに含まれるセラミドを植物性セラミドと言います。
大量に抽出できるため、比較的安価で低刺激なのがメリットですが、劇的な保湿力はあまり期待できません。少しずつ潤ってくる感じです。
また、アレルギー反応を起こす可能性もあります。
成分表には、「植物性セラミド」「コメヌカスフィンゴ糖物質」などと記載されています。
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化粧水などに配合されるセラミドの中で、一番選んで欲しくないのが類似セラミドです。
類似セラミドは、別名で合成セラミドと言われていて、石油由来の原料を使って作られているセラミドです。
大量に生産できるため、安価で手に入るのが唯一のメリットです。ただし、効果は薄く刺激が強いので今後の肌のことを考えると絶対にオススメはできません。
もちろん、成分表には類似セラミドとは表記されていませんし、メーカーによっては独自の成分のように◯◯◯セラミドとラベルに書いていることもあります。
成分表には、「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」のように、化学成分名が表記されています。
このように、化粧水に配合されるセラミドには、大きく分けると4つの種類があります。
どのセラミドを選ぶか?で、保湿度や刺激度が違いますから、セラミドの種類をはじめ、そのほかの成分も見ながらうまく化粧水選びをする必要があります。
セラミド配合化粧水の選び方
セラミド配合の化粧水を選ぶときは、次の3つをポイントに選びましょう。
- ヒト型セラミド配合の化粧水を選ぶ
先ほどご紹介した4つのセラミドの中のヒト型セラミドが配合された化粧水を選びましょう。人間が持つセラミドにかなり近い性質をしていながら、低刺激で浸透率が高く価格もリーズナブルです。
最近は、分子をナノ化したヒト型ナノセラミドも評判なので要チェックです!
- とろみがある化粧水を選ぶ
化粧水はシャバシャバしたイメージがあると思います。しかし、セラミドを多く含む化粧水は、とろみがあるものの方が配合量が多い可能性が高いです。
化粧品に配合される美容成分には、水溶性と油溶性があり、セラミドは油溶性の保湿成分です。
わかりやすく言うと、水溶性は水に溶けやすく、油溶性は油に溶けやすい性質を持っています。油溶性の美容成分を多く含む化粧水などは、テクスチャーにとろみがあるものが多いです。
セラミドも油溶性成分でその一つです。
セラミドの配合量を簡単にチェックする方法もあります。それは、成分表示の順番です。
成分表を見た時に、10番目までにセラミドの名前があれば配合量が多く、先頭の方に表記されている場合は、かなり多いと考えていいです。テクスチャーで確認できなければ、成分表で確かめてみましょう。
- 水溶性の保湿成分が入っているものを選ぶ
画像出典:乾燥肌さんの化粧水の選び方〜目指せうるおいモッチリ肌〜
セラミドは油溶性なので、相性がいいのは水溶性の保湿成分です。本当の保湿は、水分と油分のバランスが取れた状態であり、セラミドは角質細胞間で水分だけではなく油分も抱え込んで保湿してくれる成分です。
セラミド配合の化粧水を選ぶ際には、次のような水溶性の保湿成分が配合されたものを選ぶと、より高い保湿効果が得られます。
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・アミノ酸(アルギニン・グリシン・イソロイシン・グルタミン酸・リシン・・・)
・グリセリン
・リピジュア
この中で有名なのは、ヒアルロン酸とコラーゲンだと思います。この2つの保湿、弾力成分は、セラミドがある表皮の角質層よりももっと奥の真皮層というところにある成分です。
しかし・・・化粧水から補給した場合は、真皮層にまで浸透することはほぼありません。何故ならば、セラミドがある表皮の角質層には、バリア機能があるからです。
バリア機能というのは、害があると判断したものは通さない役割があります。つまり、そうしながら肌を守っているのですね。
ヒアルロン酸やコラーゲンは、もともと人間が持っている保湿、弾力成分ではありますが、化粧水などに配合されているものは、厳密にいうと、人間が持つヒアルロン酸やコラーゲンとは性質が違います。
だから、害になるものとしてバリア機能が捉えて、表皮より奥の真皮層には届けないという説が最近結構有名です。
じゃ、補給しても意味ないんじゃないの?って思いますよね。
・・・いや、それがちゃんと意味あるんです。
表皮で止まったヒアルロン酸やコラーゲンは、セラミドとともに表皮の保湿をしてくれます。よく口コミで、「コラーゲンで肌がふっくらした」とか書いてありますよね?
それは多分、ハリが出たのではなく保湿で肌が柔らかくなったのです。
----------------(2017.11.7更新)
- 低刺激なものを選ぶ
画像出典:https://antiaging.akicomp.com/?p=82294
化粧水などの化粧品には、肌の刺激になる合成香料や合成着色料、石油由来の合成界面活性剤、防腐剤、エタノールなどの成分が含まれていることが多いです。
これから全て配合されていない化粧水は、高価だと思いますので、全く配合されないものではなく配合量が抑えられているものを選びましょう。
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セラミド配合化粧水の正しいつけ方
最適なセラミド配合化粧水を見つけたら、今度は正しいつけ方を身につけて行きましょう。
つけ方を間違っているせいで十分にセラミド化粧水の効果が感じられないというのはよくある話です。
それでは、セラミド化粧水の正しいつけ方を説明して行きます。
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1. 大事なクレンジングと洗顔
セラミド配合の化粧水をつける前のクレンジングと洗顔は意外に重要です。
汚れが落としきれていないと、化粧水に配合されたセラミドの浸透力が低下してしまいます。
せっかく、浸透力あるヒト型セラミド配合の化粧水を選んでも、クレンジングや洗顔がおろそかになると台無しです。
・クレンジング前には、蒸しタオルで毛穴を開く
・クレンジング剤を肌に乗せたら優しくゆっくりとマッサージ
・クレンジング剤を流すときは38度程度のぬるま湯がベスト
・洗顔料をつける前に蒸しタオルでもう一度、毛穴を開かせるのもあり
・洗顔料はクレイ洗顔でない限り、できるだけ泡だてて泡で洗う意識を
・絶対にゴシゴシしない
・洗顔料を洗い流す時も32度程度のぬるま湯がベスト
私たちの毛穴から分泌される「皮脂」が溶け出すのが、ちょうど『30℃~32℃』くらい。
なので、肌の余計な皮脂を取りつつ、肌に必要な皮脂は残すためには『32℃』くらいがベストとなるというわけであります。引用元:http://nikibi-bye.net/sengan/wash-face/%E6%B4%97%E9%A1%94%E6%9C%80%E9%81%A9%E6%B8%A9%E5%BA%A6/
2. 化粧水をつける
洗顔が終わったら、肌が乾燥しないうちの90秒以内にセラミド配合化粧水をつけます。
洗顔後は毛穴がきれいになって開いているので、肌の水分が蒸発しやすい状態にあります。
最初は、手に出した適量の化粧水を顔全体につけます。
3. ハンドプレスで何度もつける
顔全体にセラミド配合の化粧水をつけたら、ハンドプレスで全体になじませて行きます。
手が温かい方が浸透するので、お湯などで手を温めるのもオススメです。特に乾燥しやすい目元、口元は、何度も重ね付けして念入りに保湿します。
コットンに化粧水を染み込ませて気になるところだけパックするのもオススメです。
コットンパックは、うるおった透明感ある肌づくりをサポートします。乾燥や肌荒れが気になる方は、一度取り入れてみてはいかがでしょうか。
引用元:http://www.skincare-univ.com/article/012444/
4. 乳液やクリームで蒸発を防ぐ
画像出典:https://bigan-navi.net/114/
肌に浸透したセラミド配合化粧水の美容成分が蒸発しないうちに、油溶性の乳液やクリームで肌をコーティングします。
油分が多い乳液やクリームなので、水分を通さない性質で肌の中から水分や美容成分が蒸発するのを防ぐのですね。
乾燥肌で皮脂が多いと感じている人でも、乳液やクリームはしっかり塗りましょう。
乾燥肌には乾燥が原因で皮脂が多くなっている「脂性乾燥肌」もあります。
乾燥を防ごうとして皮脂が多く分泌されているので、乾燥がひどくなるとさらに皮脂が多くなります。
ドライスキンと呼ばれる一般的な乾燥肌と違い、皮脂分泌量が多く水分量が少ない肌のことを脂性乾燥肌(オイリードライ肌)と呼びます。20代から30代の人に起こりやすいとされる肌トラブルです。
引用元:http://www.skincare-univ.com/article/000027/
----------------(2017.11.9更新)
乾燥対策だけではなく美肌になるコツは?
セラミド配合の化粧水で乾燥対策するだけではなく、もっと美肌になりたいと思いませんか?
そのためには、基本的なスキンケア方法の他にいくつかのコツをつかむことです。ここで、3つのポイントをご紹介しますね。
- クレンジングは素早く済ませる
クレンジングに時間をかけるほど、肌への負担は強くなります。汚れを落とす力があるということは、それだけ洗浄力があり、刺激があるということです。
クレンジングは肌につけてから優しくマッサージをして40秒以内に洗い流しましょう。
こすらない40秒クレンジングを習慣にすれば、肌の乾燥や部分的な赤みが落ち着いてくるはずです。
- 乾燥の季節だけクレンジングを変える
画像出典:https://xn--t8j4aa4nsig9cz0a7bb.com/skincares/balm/
いつもはクレンジング剤の種類にこだわりがなくても、乾燥の季節だけは肌にあまり負担をかけないクレンジング剤にすると、乾燥や肌荒れを防げます。
乾燥の季節におすすめなクレンジングの種類はミルクタイプ、クリームタイプ、オイルタイプです。
ミルク、クリームタイプの特徴は、テクスチャーが滑らかなのと伸びが良いので、マッサージの時に負担をかけすぎません。
特に、目や口の周りは皮膚が薄いので角質層も薄く、乾燥しやすいです。
部分的にミルク、クリームタイプのクレンジングにするなど工夫してもいいかもしれません。
オイルタイプは、オリーブオイルやホホバオイルのことです。
コスメ用品のほとんどが油性成分で作られており、それが肌に残り汚れとなります。
つまり、油は油で溶かして落とすのがベスト。
使う油は食用にも使える天然のオリーブオイルかホホバオイルがおススメです。
- 良い睡眠を取る
睡眠状態は、そのまま肌に出ます。特に年齢を重ねると顕著に睡眠不足がお肌に現れます。それは、睡眠中に分泌される成長ホルモンの量が減るからです。
成長ホルモンは、肌のターンオーバーに欠かせません。肌のターンオーバーが正常でなければ、セラミドが作られにくくなると前項でお話ししましたね。
つまり、睡眠不足で肌のターンオーバーが乱れるとセラミド不足で乾燥が加速して、美肌どころではなくなります。睡眠で特にこだわって欲しいのは、深い眠りのノンレム睡眠と、浅い眠りのレム睡眠です。
このどちらもの睡眠をバランスよく取れていなければ、成長ホルモンは分泌されにくくなります。
良質の睡眠を取るためには、
- 寝る前のカフェインやアルコールを避ける
- 寝る前のテレビやパソコン、スマートフォンの使用を避ける
- 寝る前にリラックスできる環境を作る、音楽やストレッチ、ヨガ、アロマなど。
を心がけることです。
----------------(2017.11.11更新)
セラミド化粧水だけじゃだめ?
噂によると・・・セラミド化粧水だけでは乾燥肌が潤ってくれないようです。
なぜでしょう?
・・・それは、セラミド配合に限ったことではなく、化粧水はスキンケア化粧品の1アイテムであり、水分の補給の役割しか果たせないからです。
化粧水を使うのなら、乳液は最低限必要です。さらにスペシャルケアをしなければいけない肌なら、美容液やクリームも必要です。
ということで。
まずは、スキンケア化粧品それぞれの役割を見ていきましょう。
- クレンジング
クレンジングはコスメや日焼け止めなどの油溶性の汚れをオイルによってなじませることで、綺麗に落とす役割を持っています。
- 洗顔料
洗顔料は、皮脂や汗、ホコリなどの水溶性の汚れを落とす役割を持っています。
- 化粧水
化粧水は、肌の表面にある角質層に水分や美容成分、保湿成分を浸透させて、その後の美容液やクリームがなじみやすくなるように整える役割があります。
- 美容液
美容液は、化粧水よりも水分が少なく美容成分や保湿成分がギュッと詰まっているので、さらなるスキンケアができるアイテムです。
肌の悩みに特化した成分が配合されているので、スペシャルケア的なスキンケアアイテムになります。
化粧水よりも価格が高い美容液ですが、その分、成分濃度が高いということなので、単純に価格が上がっているわけではありません。
上がって当然の品質なのです。
- 乳液
化粧水、美容液は比較的、水溶性の美容成分や保湿成分が多く含まれています。
しかし、お肌は水分だけでは保湿できず、適度に油分も必要です。
だからこそ、油溶性の成分が含まれた乳液が必要なのです。
乳液は、化粧水や美容液で補給した水溶性の成分を蒸発させないために、肌の表面に膜を張る役割を持っています。
同時に、人間がもともと持っている皮脂膜と同じように、外の刺激から肌を守る膜としても活躍してくれます。
- クリーム
クリームは乳液よりも油分が多い皮脂分泌が少ない人用のアイテムです。
乾燥や摩擦ですぐに肌が荒れてしまう人にクリームがオススメです。
このように、スキンケア化粧品には6つのアイテムがあり、それぞれに重要な役割を持っています。
それぞれの特性を知って、うまくセラミドを補給することで乾燥肌対策できるように心がけていきましょう。
ライン使いかオールインワンゲルがおすすめ
セラミド配合の化粧水は、角質層を潤わせてくれますが、やっぱり化粧水だけでは潤いが不十分です。
というのも、セラミドは油溶性の成分なので、水に溶けにくい性質を持っているのですね。
だから、美容液や乳液、クリームにもセラミドが配合されているライン使いにするか、オールインワンゲルにするかのどちらからがオススメです。
----------------(2017.11.13更新)
最後まで、お読みいただきありがとうございました⭐️
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